活動報告

日本臨床歯科学会広島支部(広島SJCD) 活動報告

SJCD広島ベーシックコース

 広島SJCD公開例会in岡山が2012年9月23日日曜日にコンベックス岡山で開催されました。広島SJCD事務局を置かせていただいてるリンケージ藤波のデンタルショーとのオープン例会の共同開催も、3年目となりました。秋の学会シーズンの始まりの時期とあって、複数の主要な学会と日程が重なっていましたが、心配をよそに、会場一杯の参加者をお迎えすることができました。

 会員発表は、最初に開催地の岡山で開業されている会員であり、広島SJCD理事でもある中野浩輔先生が、「Maxillary Sinus Grafting」として、症例発表とともに歴史、術式の分類、キットや補填材の種類等について整理された考察を発表されました。

 つづいても岡山県で開業されている会員の川本亨先生が、「今、上顎ロングスパンブリッジを振り返って」として、資料収集、診査診断の重要性と、自分にできる事とできない事を認識した治療計画について、模索葛藤された症例発表をされました。また、昨年から広島SJCDに入会されて、臨床の目線が変わった事、視野が広がったと、学習意欲が湧いたとも述べておられました。

 特別講演は、東京SJCD会長の日高豊彦先生に「Guidelines for Peri-implant Gingival Tissue」という表題で、インプラントにおける周囲組織のエステティック・マネジメントについて、診査診断の大切さをエビデンスに基づいて分かりやすく御講演いただきました。

 広島SJCDは次回12月もオープン例会としております。このページをご覧になったみなさまのご参加を心よりお待ちしております。

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