活動報告

日本臨床歯科学会広島支部(広島SJCD) 活動報告

広島SJCD7月例会開催報告

 7月1日(日)広島市RCC文化センターにて広島SJCD7月例会が、Dr.27名、DT3名、DH1名の敬31名の出席者で行われた。

 午前中は会員発表が行われた。谷崎正教先生は「上顎3番の尖状歯に対しラミネートベニヤを応用した症例」を発表し、セレックを使用した最小限の侵襲での治療と、セレックのシェードの適応をブロックごとに比較しながら説明された。症例相談では、小倉嘉弘先生、藤波正裕先生が共に臼歯部が崩壊した症例を提示された。

 午前中の最後に今月福岡で行われるSJCD合同例会の壮行会として、佐名川徹先生による「臼歯部修復治療におけるアンテリアガイダンスの重要性について」の発表が行われた。さすがに合同例会での発表症例だけあって症例の質はもとよりプレゼンの流れ、見せ方も非常にクオリティが高かった。広島の代表として是非本番も頑張ってもらいたいと思った。

 午後からは小濱忠一先生(SJCD インターナショナル常任理事)による「全顎治療のコンセンサス/診断と治療計画」の講演が行われた。現代の歯科医療はインプラント、再生療法、矯正と多岐にわたり進化しているが診査と治療計画は昔から変わらないこと、提示された4つの症例の共通性を示され、治療計画に大切な要件として「審美」と「機能回復」を挙げ、治療に一貫性のあるコンセプトの重要性を講演された。

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