令和7年(2025年)12月14日、広島県歯科医師会館において令和7年度第3回日本臨床歯科学会(SJCD)広島支部例会が開催されました。
例会冒頭では、2名の会員による発表が行われました。伊藤昭文先生が「上顎の骨造成についてソケットリフトは怖くない」をテーマにサイナスリフト、ソケットリフト症例、適応範囲や偶発症等について発表されました。大井手和久先生が「上顎中切歯欠損に対する審美的マネージメントの鍵となる要因について」をテーマに上顎前歯のVISTAテクニックを用いたGBR、インプラント症例等を発表されました。それぞれの症例で術式や外科治療におけるテクニックについて議論されました。
午前の部ではTCマスターカレッジ代表の鈴木誓子先生が「最強のコミュニケーション術で、伝わる診療・つながるチームへ!」をテーマに講演されました。歯科医院嫌いな患者様が心を動かされて来院へのモチベーションが上がった話が印象に残りました。話を「聴く」ことで患者様が安心して治療を受けてもらうことができ、TCが歯科医院と患者様の架け橋として重要な職業だと認識させられました。また医院内での上司部下同僚への接し方や世代別での考え方など御教示され、受講者全員がコミュニケーションを良好に保つためのワークシートを用いた実習を行いました。結果を元に患者様への接遇、院内での上司部下同僚とのコミュニケーションや運営についても考えるきかっけとなりました。近年クローズアップされている職種なのでTCを雇用される歯科医院も増えてきそうです。
午後の部では歯科技工士、Nikon Professional Service会員、熊本SJCD審美写真顧問の岩崎智幸先生を講師としてお迎えし、「歯科で求められるデジタルカメラテクニック」というテーマでご講演されました。カメラの新旧型に関わらず写真の質はセッティングが大きく関わっていることを教わり、セッティングの重要性を認識させられました。カメラの基礎知識や設定方法を先生自身が撮影された写真で丁寧に説明されました。さらに臨床で必要な規格写真、審美写真、顔貌写真それぞれに適した設定を御教示され、講演内容を元に会員数名も口腔内写真撮影を実践されました。岩崎先生のカメラのスキルに圧倒されると同時にカメラの奥深さを認識させられました。今後少しでもクオリティが高い写真を撮ることができればと思います。
例会終了後は鈴木先生とスタッフの皆様、岩崎先生、協賛企業様をお招きして忘年会を開催しました。医院の接遇や経営、診療写真等について様々な意見交換
が行われ、非常に盛り上がりました。
この度の例会では想定より来場者が多く、広い会場が満員になるほどの会員・非会員の先生やスタッフの皆様が来場されました。講演も大盛況となり、2025年を締めくくるのにふさわしい会となりました。
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