活動報告

日本臨床歯科学会広島支部(広島SJCD) 活動報告

平成30年6月10日 例会活動報告

2018年6月10日、広島県歯科医師会館にて平成30年度第2回日本臨床歯科学会広島支部学術大会が開催されました。

今回は、東京SJCD 顧問、神奈川県川崎市でご開業の日高豊彦先生にご来広いただきました。

午前中、日高先生のご講演に先立って、会員発表が行われました。

まず初めに、大井手和久先生に来月金沢で行われる日本臨床歯科学会学術大会において広島代表として発表する内容のケースプレゼンテーションをしていただきました。続いて、副支部長の佐名川徹先生に「過剰歯への Porcelain Laminate Veneer-骨格性上顎前突症に対し、審美改善を行った一症例-」という演題で上顎右側中切歯の鈍痛および審美障害を主訴に来院した患者に対する診査診断から治療の流れについて発表していただきました。最後に支部長の高井裕史先生に「インプラントの埋入深度について考察する」というテーマでインプラントの埋入設計において深度設定に影響を与える要素、Biological width(生物学的幅径)とsubcritical contourについて実際の臨床例と共にご提示いただきました。

会員発表の後、午前の残りの時間と午後にかけて、今回例会の教育講演講師である日高先生に「Avoidingand Managing Complications in Restorative Dentistry-修復治療における複雑化の回避とマネージメント-」とういうテーマでご講演いただきました。
歯科修復治療の分類として
TYPE 1 Only Restorative
TYPE 2 Crown L. Restorative
TYPE 3 CR Restorative
TYPE 4 Perio Restorative
TYPE 5 Edentulous Restorative
TYPE 6 Ortho Restorative
の6つのカテゴリーにおいて診査・診断のポイントから治療例までわかりやすくご教授いただきました。

来月は金沢で第二回日本臨床歯科学会夏季学術大会・総会が開催されます。広島支部からは大井手先生が代表として発表されますが、本日の日高先生のアドバイスを受けてその内容をブラッシュアップし、上位入賞を目指しがんばっていただきたいと思います。

 

<今回の展示参加業者様(50音順)>

 

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