活動報告

日本臨床歯科学会広島支部(広島SJCD) 活動報告

平成28年4月10日 広島SJCD 2016年度第1回例会 活動報告

2016年4月10日広島YMCA国際文化センター2号館コンベンションホールにて平成28年度総会・第1回例会が開催されました。

例会に先立って平成28年度総会が行われ、髙井会長の挨拶の後、齋藤副会長より昨年度の収支報告、佐名川副会長より今年度の活動スケジュールの確認がありました。

引き続き午前中はクローズで会員向けに当会会長の髙井裕史先生、顧問の小笠原一行先生、今回の招聘講師である東京SJCD副会長の大河雅之先生にご講演いただきました。大河先生は広島SJCDの例会としては2010年6月以来約6年ぶりの御来広でした。まず、髙井会長から「審美領域において隣在するインプラントと天然歯の唇側組織構造の相違についての考察」、次に小笠原顧問から「審美エリアにおけるインプラントの外科的アプローチとそのタイミングについて」という演題で、最後に大河先生は審美修復治療におけるinterdisciplinary approachの重要性、特にマイクロぺリオの大家である鈴木真名先生とのコラボレーションの症例についてわかりやすく解説していただきました。

午後は公開例会として大河先生に「Minimally Invasive Intervation for Esthetic Dentistry」と題してご講演いただきました。Biology,Function,Mechanicsの元にEstheticが成り立つこと、歯の組織学的構造を考慮し、世界標準のMIを実践されている症例をその長期経過とともに多数見せていただくことができました。明日からすぐに実践というレベルのものではないと思うのですが、明日からの患者様のためにSJCDで研鑽を積んでいきたいと思います。

 

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