活動報告

日本臨床歯科学会広島支部(広島SJCD) 活動報告

平成28年2月14日 広島SJCD 2015年度第5回例会 活動報告

09:30~    例会開始、高井会長挨拶
09:40~10:55 会員発表
11:00~12:00 西村先生ご講演(会員限定公演)
12:00~13:00 ランチョンセミナー(協賛業者さま)
13:00~16:00 西村先生ご講演(一般公演)
16:00     閉会

2016年2月14日、岡山コンベンションセンターに西村好美先生をお招きして、今年最初の広島SJCDの例会が幕を開けました。歯科技工士・歯科衛生士のダブルライセンスを取得された西村先生のご講演ということもあり、今回は多業種の方のご参加が特徴的なセミナーとなりました。

1)会員発表

DHセッション『インプラントのメンテナンス』
① 崎城 恵(クリスタルデンタルクリニック)
② 白石 絢子(たかい歯科)
③ 岸槌 祐美(さながわ歯科クリニック)

各医院での取り組みを発表した上で、西村先生からご助言いただける貴重な機会となりました。

2)西村先生ご講演

西村好美先生は、歯科技工士として長年に渡って第一線でご活躍されてきましたが、近年さらに衛生士の資格まで取得され、今まで以上に多角的な視点から臨床 に携わっておられます。本多正明先生に師事し、咬合理論を十分に理解された上で作製される技工物が臨床の現場でどのように永続性を保ってこられたのか、長期経過症例をもとに午前中のご講演がありました。
午後からの一般講演では「患者の笑顔と共に」と題してご講演いただきました。
補綴治療の成功のためには、Dr.・DH・DTのコミュ ニケーションが必須であり、治療ゴールを共有することが大切であること、そのためにもチェアサイドとラボサイドでのイメージの不一致が生じないように連携を密に取り合う必要性を学びました。一方で技工士として、また一方で衛生士として、お一人でどちらの現場にもスペシャリストとして精通する西村先生は、ご自身でそれを体現されており、またそれぞれにしっかりとした理論の裏づけがあるので尚更に説得力がありました。
インターディシプリナリーな治療を展開されており、エビデンスに裏付けられた症例はどれも素晴らしく感銘を受けましたが、西村先生ほどのお方でも日々試行錯誤を繰り返しながら、臨床現場に実直に向き合っておられる姿が容易に想像でき、とても先生のお人柄を感じられる和やかなご講演となりました。

このように2016年も、活気溢れる広島SJCDの例会が始まりました!

 

<今回の展示参加業者様(50音順)>

 

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