活動報告

日本臨床歯科学会広島支部(広島SJCD) 活動報告

広島SJCD4月例会開催報告

 12月16日日曜日に広島RCC文化センターで、広島SJCD公開例会が開催されました。例会の開催に先立ち、今年度のベーシックコースの修了証書の伝達式が行われました。今年度は歯科衛生士会員1名を含む5名の修了者でした。来年度も歯科医師・歯科技工士・歯科医衛生士合同のベーシックコース開催を予定していますので、受講をお待ちしております。

 午前中は会員による発表が行われました。(敬称略)

【演1】:渡辺卓郎(呉駅前歯科・矯正歯科)「TMDを伴う全額補綴の1例」

【演2】:櫻井博之(広島タワーデンタルクリニック)「機能と審美の調和を達成した1歯補綴症例」

【演3】:藤波正裕(ハッピー歯科クリニック)「インプラント補綴と咬合再構築を行うにあたり矯正治療が必要とされた一例の経過報告」

 各発表は、資料収集をはじめ基本をきちんと押さえたうえでの個性ある視点からの発表で、活発な質疑応答がありました。

 午後からは、小濱忠一先生(SJCD インターナショナル常任理事)による「前歯部インプラント治療における治療概念と治療戦略」と題して御講演をいただきました。小髭先生は本年7月のクローズド例会での「全顎治療のコンセンサス/診断と治療計画」に続いての御講演で、ガイドラインを応用した治療計画と治療戦略、リスクファクターと治療概念といったこいったことについて、理論的に整理したうえで理解しやすい的確な症例を提示していただきました。小髭先生は、広島SJCDでアドバンスドコースも含め、多数回の御講演をしていただいており、”担任の先生”のようで、より理解も深まりました。

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